2018年に足りなかったもの,オフに無くなったものとその補強について

※メモです。上がり目は↑で、下がり目,足りなかった個人成績については↓を使っています。行間は項目ごとに自分が見やすいように設定。<すらっしゅbr >とか、そういうのスマホの手動入力では使いません。

 

【先発投手】

.↓先発ローテをフルシーズン守った投手が2名。

.↑移籍してきた金子以外にも上原(4-0)有原(月間MVP)といったポテンシャルの高さを持つ選手に加え,AS後ERA2.76QS率40%のロドリゲスやCSに先発した杉浦ら先発候補は数多く揃った。

 

【打線】

.↓後半に得点を稼いだのは1〜4番の打力頼みだった。レアードの退団。

.↑↓新助っ人の王,ルーキーとしては特筆すべき数字を残した清宮,正二塁手候補の渡邉のプチブレイク,2014年,2016年2位の清水石井といった若手の競争を以って戦力の底上げを図りつつ勝利を目指す。

 

【守備】

.↑退団したレアードの守っていた三塁には近藤,大田ら主力打者が三塁守備に挑戦。外野DH枠は競争が激しく、三塁コンバートが成功すると野手陣にとっては大きなプラスになる。三塁UZR+3.6の横尾や谷内も控えていて、レアードの守備の穴は致命的なものではないといえる。

 

【中継ぎ】

.↓後半に主力中継ぎ投手の石川直,井口が相次いで離脱。年間通して見た場合、リリーフの充実に欠けたため公文など一部投手への負担が増加した。

.↑トレードで50試合を見込める秋吉,ドラフトで20試合程度を見込める生田目,福田を獲得。助っ人のハンコック,ロドリゲスと先発orリリーフ枠を争うバーベイトの獲得により中継ぎ陣はより一層戦力に厚みが出た。

 


【現状足りてるカテゴリ】

.投手陣。とくに中継ぎ。

 


【現状足りてないカテゴリ】

.捕手,内野手全般。未知数な新助っ人と若手の「成長」によりチーム成績が左右される。

 

【最後に】

マルティネス残留で先発陣が計算しやすくなった。今季限りで退団する可能性もあるが、今季中に飛躍してほしい若手,またERAは良くとも平均投球回が少ないロドリゲス,新助っ人のバーベイトのスターターとしての能力向上によっては長期的に最高クラスの先発陣の形成が望める。

レアードはTwitterでシーズン中から指摘していた通り退団。30HR程度を見込めるUZRが+の三塁手といえば聞こえはいいが打率,得点圏打率はリーグワーストクラスで月別の波が激しく5番あたりでは活躍が望めない(月間HR数が2本の月もあった)ので年俸3億円は高すぎたのだ。2018年の二軍選手にも飛び抜けた選手が見えてこなく、結局清宮淺間以外の二軍で打てる若手がいなかったこともあり、今季の最終順位はいかにせよ来季に向けて助っ人打者が必要なポジションを見極める意味もあるシーズンになりそうだ。